無料の経営管理ソフトOpenERP 7.0をCentOS 6.4にインストール


俺日記のしんじだ。一人称は僕だ。

経営管理ソフト導入しようと調べてみたが、高機能でかなりいい感じのOpenERPというソフトがあったのでCentOS 6.4にインストールしてみる。

紹介

OpenERPはベルギーのOpenERP S.A.社により開発とりまとめが行われているオープンソースのERPパッケージ。

特徴

  • 無料
  • サーバーにインストールできる
  • 多言語対応
  • 人事管理
  • 社内SNS
  • 会計
  • 在庫管理
  • CRM
  • その他様々なモジュールを追加可能

スクリーンショット

デモデータを利用したスクリーンショットを掲載する。
見てわかる通り会社のロゴを使用することも可能だ。
・スタッフ一覧
スクリーンショット 2013-07-03 21.09.21

・スタッフ一覧リスト表示
スクリーンショット 2013-07-03 21.10.12

・スタッフ詳細
スクリーンショット 2013-07-03 21.17.53

・面接進捗管理機能
スクリーンショット 2013-07-03 21.31.16

デモ

公式サイトにデモもあるのでぜひ触ってみてほしい。
公式サイト:https://www.openerp.com/

インストール環境

さくらVPSのCentOS 6.4にOpenERP 7.0をインストールしてみる。

手順

Epel repositoryを有効にする

$ sudo rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
$ sudo rpm -ivh http://yum.pgrpms.org/9.2/redhat/rhel-6-i386/pgdg-centos92-9.2-6.noarch.rpm

Epelが追加されているか確認

$ yum repolist | grep epel

下記のような表示があればOK.

* epel: ftp.kddilabs.jp
*epel            Extra Packages for Enterprise Linux 6 - x86_64           9,172

必要なパッケージをインストール

$ sudo yum -y install python-psycopg2 python-lxml PyXML python-setuptools libxslt-python pytz \
pychart pydot python-reportlab python-devel python-vobject \
hippo-canvas-python mx python-ldap python-openid \
python-werkzeug python-vatnumber pygtk2 glade3 python-ZSI \
python python-psutil python-docutils make \
automake gcc gcc-c++ kernel-devel byacc python-babel python-mako \
poppler-utils python-psycopg2 pywebdav python-gdata python-matplotlib \
python-feedparser python-jinja2 python-lxml python-pip \
python-mock python-simplejson python-unittest2 python-yaml \

グループ・ユーザーを作成

まずグループを作成。

$ sudo groupadd openerp

次にユーザーを作成。

$ sudo useradd -m -r -d /opt/openerp/ -g openerp openerp

PostgreSQLをインストール

この辺を参考に。
http://wiki.tmd45.jp/wiki.cgi?page=%A4%B5%A4%AF%A4%E9%A4%CEVPS%A4%CBPostgreSQL%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB

PostgreSQLユーザーを作成

OpenERPはシステムユーザー名と同じPostgreSQLユーザーを利用する。
もし下記の手順でやらなければOpenERPクライアントからデータベースの作成ができないので注意。

PostgreSQLの初期ユーザはpostgresと呼ばれているので、まずはこのユーザーでログイン。

$ sudo su -l postgres

そして新しいユーザーを作成する。

$ createuser openerp --superuser

これでOpenERPクライアントから新しいデータベースを作成することができる。つまり、openerpはOpenERPのためにPostgreSQL内に作られた新しいスーパーユーザーである。このユーザーはOpenERPクライアントから作られた全てのテーブルのオーナーとなる。

PostgreSQL内にあるテーブルを確認する。

$ psql -l

するとtemplate1というテーブルが確認できるので、このテーブルを利用するために次のコマンドを入力。

$ psql template1

openerpロールにOpenERPクライアントからこのデータベースへのアクセス権限を付与するために、下記のコマンドを実行。

$ alter role openerp with password 'postgres';

PostgreSQLについては以上。

OpenERPをダウンロード

PostgreSQLをログアウトした後。

$ wget http://nightly.openerp.com/7.0/nightly/src/openerp-7.0-latest.tar.gz
$ tar xvf ~/openerp-7.0-latest.tar.gz
$ rm -rf openerp-7.0-latest.tar.gz

リネームして移動させる。

$ sudo mv openerp* /opt/openerp/server

パーミッションチェンジ。

$ sudo chown -R openerp: *

設定ファイルを/etc下へ移動させる。

$ sudo cp /opt/openerp/server/install/openerp-server.conf /etc
$ sudo chown openerp: /etc/openerp-server.conf
$ sudo chmod 640 /etc/openerp-server.conf

OpenERPの設定

$ sudo vi /etc/openerp-server.conf

ここだけ編集。

db_user = openerp
db_password =設定したパスワード(ここの設定はいらないかもしれない)
logfile = /var/log/openerp/openerp-server.log

動作テスト。

$ sudo su - openerp -s /bin/bash
$ /opt/openerp/server/openerp-server

ズラズラ出てくるので、Control-Cで終了。

ログアウト後、起動スクリプトを移動させる。

$ sudo cp /opt/openerp/server/install/openerp-server.init /etc/init.d

サービス名をopenerp-serverへ変更。

$ sudo mv /etc/init.d/openerp-server.init /etc/init.d/openerp-server
$ sudo vi /etc/init.d/openerp-server

下記のように変更。

47 # check the existence of the openerp-server script
48 [ -z "opt/openerp/server/openerp-server" ] && exit 0
…
63     "/usr/bin/setsid /opt/openerp/server/openerp-server \

パーミッションの変更。

$ sudo chmod 755 /etc/init.d/openerp-server
$ sudo chown root: /etc/init.d/openerp-server

ログファイル用ディレクトリの作成。

$ sudo mkdir /var/log/openerp
$ sudo chown openerp:root /var/log/openerp

PIDFILE用ディレクトリの作成。

$ sudo mkdir /var/run/openerp
$ sudo chown openerp:root /var/run/openerp

自動起動の設定。

$ sudo chkconfig --add openerp-server
$ sudo chkconfig openerp-server on

OpenERPスタート。

$ sudo /etc/init.d/openerp-server start

完了。
これで http://IPアドレス:8069/ にアクセスするとデータベース設定が始まるが、その前にバーチャルホストの設定を行う。

バーチャルホスト設定

リバースプロキシを設定。
また、私の環境ではサブドメインを利用した。その場合予めサブドメインのDNS設定も済ませておくこと。
ここでは、バーチャルホスト用の設定ファイルをvhost.confとしている。

sudo vi /etc/httpd/conf.d/vhost.conf

    ServerName openerp.example.com
    ProxyPass / http://localhost:8069/
    ProxyPassReverse / http://localhost:8069/

データベース設定

設定したURLにアクセスるると下記のようなURLに飛ぶ
http://openerp.example.com/#action=database_manager
まずはデータベース操作時に利用するマスタパスワードを変更しよう。
マスタパスワードのデフォルト設定はadminである。
スクリーンショット 2013-07-04 13.18.53

次に新しいデータベースを作成する。

マスタパスワード:先ほど設定したもの。
データベース名:任意
Load demostration data:デモデータをいれるか。後でデータベースごと作りなおせばいいので、初めて触るときはデモデータをいれてみよう。
スクリーンショット 2013-07-03 17.06.29

CreateDatabaseをクリックすると最初の画面に自動的に飛ぶので放置。しばらくすると下記の画面にうつる。
スクリーンショット 2013-07-03 20.47.30
右上の警告マークは、OpenERPのタイムゾーンとブラウザに設定してあるものが違うため表示されている。
クリックして設定変更。追加でその他メールアドレスも。

 

 

その他言語設定

社内で使う予定の言語は予めロードしておくように。
スクリーンショット 2013-07-04 13.53.31

以上。


投稿者: しんじ

ベトナムでオフショア開発会社経営中 www.bit-vietnam.com 。サービス開発が趣味。web系は主にPHPで、スマホアプリはswiftで。最近はエンジニア向けの英語勉強webアプリ エングリッシュ e-lish.io を作りました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)