単純に公式サイト https://nodejs.org からpkgをダウンロードしてインストールが最も簡単な方法ではあるが、pythonやrubyにバージョン管理ツールが用意されているように、Node.jsにもバージョン管理ツールがあるのでそれを使うことにする。
過去にNode.jsを使っていたことがあるので、一旦環境をリセットして再度バージョン管理ツールでインストールという流れで進める。
現状のNode.jsを完全にアンインストール
MacにpkgでインストールしたNode.jsをアンインストールする手順
を参考にインストーラでインストールしたNode.jsをアンインストール。
これでpkgでインストールしたNode.jsは削除できたようだ。
しかし
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$ node -v |
が未だに実行できてしまう。
そこで、そもそもnodeがどこにあるのかを確認。
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$ which node /Users/***/.nvm/v0.11.14/bin/node |
どうも昔の僕はnvmで管理していたようだ。最近はnodebrewがお勧めらしいのでnvmをアンインストールする。
まず、bash_profileの編集。
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$ vi ~/.bash_profile |
で
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source ~/.nvm/nvm.sh |
を削除。
次に.nvmフォルダを削除。
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$ rm -rf ~/.nvm |
最後にbash_profileの反映
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$ source ~/.bash_profile |
確認
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$ node -v -bash: node: command not found |
完全にNode.jsをアンインストールすることができた。
nodebrewを使ってNode.jsをインストール
次にnodebrewを使ってインストールしていく。
まずhomebrewをインストール。
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$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)” |
その後、homebrewを使ってnodebrewをインストール。
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$ brew install nodebrew |
確認。
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$ nodebrew -v |
ずらずらと出力されるので完了。
次にNode.jsをインストールする。
その前に、予めディレクトリを作成しておかないとnodebrewをインストールしてもエラーになるので作成。
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$ mkdir ~/.nodebrew $ mkdir ~/.nodebrew/src |
その後インストール。
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$ nodebrew install-binary latest |
確認。
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$ nodebrew list v7.9.0 current: none |
current: noneとなっているので、
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$ nodebrew use v7.9.0 |
で、バージョンを指定する。
補足として、
特定のバージョンを使いたい場合は
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$ nodebrew ls-remote |
でバージョン一覧を取得し
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$ nodebrew install-binary 6.9.1 |
で好きなバージョンをインストールし、
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$ nodebrew use v6.9.1 |
でOK
その後、nodeコマンドへパスをbash_profileに保存
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$ vi ~/.bash_profile |
下記を追記
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export PATH="$PATH:$HOME/.nodebrew/current/bin" |
bash_profileの反映
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$ source ~/.bash_profile |
確認。
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$ node -v v7.9.0 |
これでNode.jsのインストールが完了。
念のためnpmも使えることを確認。
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$ npm -v 4.2.0 |
OK。